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投資信託を選ぼうとすると、販売ランキングや人気順が気になり、上位の商品なら安心なのではと考えることがあります。
しかし、ランキングは「自分の目的に合っているか」まで判断してくれるものではありません。
同じ投資信託でも、国内株式へ投資するもの、世界中の株式へ分散するもの、債券を組み合わせるものなど、中身はさまざまです📊🌿
ランキングを見る前に、「何へ投資している商品なのか」を説明できる状態を目指しましょう。
人気ではなく、中身と自分の目的を結び付けて選ぶことが大切です✨
ファンド名より最初に投資先を確認する 📘🔍
商品名に「世界」「成長」「バランス」などの言葉が入っていても、名前だけでは具体的な投資先までは分かりません。
投資信託を選ぶときは、交付目論見書の「目的・特色」を開き、どの資産へ、どの地域へ投資する商品なのかを確認します。
J-FLECでは、交付目論見書から、投資信託の目的・特色、リスク、運用実績、費用などを確認できると説明しています。
まず「何へ投資するか」と「どこの地域へ投資するか」を見ましょう🌏✨
- 国内株式が中心なのか
- 米国株式へ集中しているのか
- 全世界の株式へ分散しているのか
- 株式と債券を組み合わせているのか
- 為替の影響を受ける資産が含まれているのか
中身を見ずに複数の商品を買うと、商品名は違っていても、同じ国や同じ株式へ大きく重複して投資していることがあります。
商品数を増やすことと、投資先を分散することは同じではありません🌿😊
さらに、同じ地域へ投資する商品でも、運用方法が異なることがあります。
市場指数への連動を目指すインデックス型と、独自の運用方針で銘柄を選ぶアクティブ型では、運用の考え方や費用も異なります。
最近の成績だけで決めず、どのようなルールで運用される商品なのかも確認しましょう📊✨
インデックス型なら何の指数へ連動するのか、アクティブ型ならどのような考え方で銘柄を選ぶのかまで見ると、ファンド名だけでは分からない違いが見えてきます。
過去の上昇率よりどんな値動きをするかを見る 📈🌿
ランキングには、一定期間の騰落率や売れ筋などが使われることがあります。
直近で大きく上昇した商品を見ると魅力的ですが、過去に上がったことが、今後の利益を保証するわけではありません。
「どれだけ上がったか」だけでなく、
「どのくらい下がる可能性があるか」もセットで確認しましょう📉✨
J-FLECは投資に伴う代表的なリスクとして、価格変動、信用、為替変動、カントリーリスクなどを紹介しています。
- 株価下落などによる価格変動リスク
- 外国資産なら為替変動の影響
- 特定の国や地域へ集中するリスク
- 債券などの発行体に関する信用リスク
- 元本保証ではないこと
値動きが大きい商品が悪いわけではありません。
十年以上使わないお金を運用する人と、数年後に使う予定のお金を運用する人では、受け入れられる値動きも違います。
リターンの高さを比べる前に、どの程度の下落なら積立を続けられるかを考えましょう😊🌱
信託報酬は長く保有する費用として確認する 💰🧾
投資信託には、購入時の手数料だけでなく、保有している間にかかる費用があります。
代表的なのが信託報酬です。
J-FLECでは、信託報酬について、投資信託の運用・管理などにかかり、信託財産の中から支払われる費用と説明しています。
積立期間が長い人ほど、「保有中にどの程度の費用がかかる商品か」を確認しましょう✨
- 購入時手数料があるか
- 信託報酬はどの程度か
- 売却・換金時に費用がかかるか
- その他の費用が記載されているか
- 似た商品と比べて費用に大きな差がないか
手数料が低ければ必ず優れた商品という意味ではありませんが、
似た投資先・運用方針の商品を比較するときには重要な項目です。
何へ投資する商品かを確認した後に、同じ候補の費用を比較すると整理しやすくなります🌿
分配金の多さを利益の大きさと思わない 🪻💴
定期的に分配金が支払われる商品を見ると、利益を毎回受け取れているように感じることがあります。
しかし、分配金が出ていることだけでは、運用が順調とは判断できません。
分配金を見るときは、どこから支払われているのかまで確認しましょう🪻✨
毎月分配型などでは、基準価額が個別元本を下回っている場合、分配金の一部または全部が元本の払い戻しに相当する「元本払戻金」となるケースがあります。
つまり、分配金の金額だけを見て、「毎月これだけ利益が出ている」と判断できない場合があります。
- 分配金を出す方針なのか
- どの程度の頻度で決算するのか
- 資産形成中に現金を受け取る必要があるか
- 運用益を再投資したいのか
- 自分の運用目的に分配方針が合っているか
分配金を受け取る方法と再投資を重視する方法には、それぞれ異なる特徴があります。
「分配金が多い=良い投資信託」と、単純に比較しないことが大切です🌿😊
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最後にランキングを候補探しとして使う 🌸🧭
ランキングを見ること自体が悪いわけではありません。
商品数が多すぎて候補を見つけられないときに、どのような投資信託があるのかを知る入口として使うことはできます。
ただし、順位をそのまま購入理由にせず、自分で中身を確認する工程を挟みましょう。
候補を見つける→目論見書を見る→投資先・リスク・費用を比較する、という順番がおすすめです✨
NISAのつみたて投資枠では、長期・積立・分散投資に適した一定の要件を満たす商品が対象とされ、金融庁が対象商品一覧を公開しています。
ただし、対象商品だからといって、自分にとって最適であることや利益が保証されることを意味するわけではありません。
- 何のために運用するのか
- 何年後に使うお金なのか
- どの資産・地域へ投資したいのか
- どの程度の下落なら続けられるのか
- 長期間負担する費用はどの程度か
投資信託選びで必要なのは、一番人気の商品を当てることではありません。
自分が持ち続けられる理由を説明できる商品を選ぶことです🌈✨
ランキングは候補を知るきっかけとして使い、最終判断は目論見書の中身へ戻りましょう。
投資先→リスク→費用→分配方針→自分の運用目的の順で確認すれば、順位や短期的な成績だけに振り回されず、自分の基準で投資信託を比較しやすくなります📊🌿😊

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